C++での開発をする際、かならず出てくるコマンドだったので、 改めて何をしているコマンドなのか調べてみた。
make
$ make
MakeFileに基づいて、アプリのコンパイルが行われる。 オプションなし、引数なしで実行することで、MakeFileを参照し、MakeFile内のデフォルトの処理を行う。
makeコマンド
$ make [オプション] [ターゲット]
makeコマンドはMakeFileをもとにして実行される。 オプションを使うことで、Makefileとして別のファイルを参照することもできる。
Makefile内の処理は、ターゲット単位で区分されている。 ターゲットを指定して実行することで、ターゲットに定義された内容のみが実際に実行される。 ターゲットを指定しない場合は、一番上に定義されたターゲットの内容が実行される。
configure
$ ./configure
configureというスクリプトファイルを実行する。 ソースコード中にこのスクリプトファイルが含まれているので、パスに注意して実行する。
実行することで、インストールに必要な環境変数やライブラリが正しく設定、設置されているか等がチェックされる。チェックした結果、MakeFileが作られる。