HIKI Tech Blog

yhikishimaのブログ。ゆるくUE4やUnity、web開発の記事を書いてます。

makeとは

f:id:yhikishima:20200604004437j:plain

C++での開発をする際、かならず出てくるコマンドだったので、 改めて何をしているコマンドなのか調べてみた。

make

$ make

MakeFileに基づいて、アプリのコンパイルが行われる。 オプションなし、引数なしで実行することで、MakeFileを参照し、MakeFile内のデフォルトの処理を行う。

makeコマンド

$ make [オプション] [ターゲット]

makeコマンドはMakeFileをもとにして実行される。 オプションを使うことで、Makefileとして別のファイルを参照することもできる。

Makefile内の処理は、ターゲット単位で区分されている。 ターゲットを指定して実行することで、ターゲットに定義された内容のみが実際に実行される。 ターゲットを指定しない場合は、一番上に定義されたターゲットの内容が実行される。

configure

$ ./configure

configureというスクリプトファイルを実行する。 ソースコード中にこのスクリプトファイルが含まれているので、パスに注意して実行する。

実行することで、インストールに必要な環境変数やライブラリが正しく設定、設置されているか等がチェックされる。チェックした結果、MakeFileが作られる。

[参考] configure, make, make install とは何か - Qiita